紅葉が目に鮮やかな秋の盛りとなりました。以前取り上げた丹波の黒豆作り、鈴なりの実をつけた枝が、緑色から黄褐色に変色しだしてきています。

近年、黒豆を枝豆の状態で、湯がいて食べるシンプルな食べ方がブームとなっていて、周りの黒豆畑は、現在おおむね刈り入れられた状態になっています。

我々の畑は３分の１程度を枝豆として刈入れしましたが、残り３分の２はそのまま従来の黒豆として栽培を続けており、おせち用として消費します。

ちなみに大阪のデパートでは、来年の正月に向けておせち商戦のまっただ中でかなり活気を見せているようです。おせちの売れ筋価格帯は２万円前後で、物価高の影響で去年より１０％程度の値上がりをしているそうです。黒豆も残念ながらかなりの高値となりそうです。

我々は、農業体験が主な目的なので、仲間と協力し合いおせち用以外でもスイーツやコーヒー、酢豆や、ぬか漬けなど、さまざまものに加工しようと考えています。皆さんの中でも柔軟な発想で黒豆を食材として使ってみたい面白いものがありましたら是非ご一報ください。